武岡 誠人 自己紹介へ

WB工法現場レポート②

公開日:2024/12/09(月) 更新日:2026/09/08(火) 家づくりのことWB工法・空気環境

MARUWA HOME BLOG

WB工法と内部結露。
富山の湿気・雪に配慮した家づくり

こんにちは。丸和ホームスタッフブログへようこそ。

WB工法現場レポート第2回は、木造住宅で気をつけたい内部結露についてです。 湿度が高く、雨や雪も多い富山県では、住まいの湿気対策を家づくりの初期段階から考えることが大切です。

この記事のポイント

見えない壁の中まで、湿気と空気の流れを考える。

内部結露とは

壁の中や床下、小屋裏など、目に見えない場所で起こる結露です。

木造住宅への影響

湿気がこもると、構造材の劣化やカビ、シロアリ被害につながる場合があります。

WB工法の考え方

壁体内通気により、湿気をためにくい住まいを目指します。

WB HOUSE

WBは「ダブルブレス」。二つの呼吸という考え方です。

WB工法のWBとは、ダブルブレスの略称で、「二つの呼吸」という意味があります。 室内の空気だけでなく、壁の中の空気の流れまで考えることが特徴です。

WB工法のダブルブレスロゴ
通気断熱WB HOUSEのロゴ

CONDENSATION

内部結露とは?

結露には、窓ガラスや壁の表面に水滴がつく表面結露と、 壁の中・床下・天井裏などの目に見えない部分で起こる内部結露があります。

内部結露は、見えない場所で進行しやすいため、発見が遅れがちです。 湿気が長く残ると、木材の劣化、カビ、シロアリ被害、断熱性能の低下などにつながる場合があります。

MECHANISM

なぜ内部結露が起こるのか

暖かい空気は多くの水蒸気を含むことができますが、温度が下がると含みきれなくなった水蒸気が水滴になります。 これが結露の基本的な仕組みです。

冬場に室内の暖かく湿った空気が壁の内部へ入り込み、外気側で冷やされると、壁の中で結露が起こることがあります。 そのため、断熱性能だけでなく、湿気の移動、通気、防湿、施工精度まで含めた計画が大切です。

温度差

室内外の温度差により、壁の中で水蒸気が冷やされる場合があります。

湿気の移動

室内の水蒸気が壁の内部へ移動すると、結露の原因になることがあります。

施工精度

断熱材の隙間、防湿層・気密層の不備も、内部結露リスクに関わります。

HOKURIKU CLIMATE

富山県で結露対策を考えたい理由

富山県は、雨や雪が多く、季節によって湿度や温度差の影響を受けやすい地域です。 木造住宅で長く安心して暮らすためには、断熱性や耐震性だけでなく、湿気と空気の流れにも目を向ける必要があります。

丸和ホームでは、富山・石川の気候に合わせて、住まいの基本性能と空気環境の両面から家づくりを考えています。

GENERAL MEASURES

内部結露を防ぐために考えたいこと

内部結露を抑えるためには、断熱材だけでなく、換気計画、防湿・気密施工、透湿抵抗のバランス、床下や小屋裏の通気などを総合的に考えることが大切です。

断熱・気密施工

断熱材の隙間や気密層の途切れを抑え、施工精度を高めます。

換気計画

室内の湿気をためにくいように、住まいに合った換気計画を考えます。

通気と排湿

壁の中や床下、小屋裏に湿気をためにくい構成を検討します。

※ここでの説明は一般的な内部結露対策です。WB工法は、壁体内通気を活かして湿気と空気の流れを考える点に特徴があります。

WB METHOD

WB工法は、壁の中に空気の通り道をつくります。

WB工法では、基礎まわりから取り込んだ空気を壁の中へ通し、小屋裏側へ抜くことで、壁体内に湿気をためにくい住まいを目指します。 湿気が入り込む可能性を考えたうえで、逃がす道をつくるという考え方です。

ここからは、現場写真をもとに、WB工法の空気の流れを順番にご紹介します。

STEP 01

外気を基礎から取り込むための開口部

WB工法で外気を基礎から取り込む開口部の現場写真

外気を取り込むための開口部を設け、床下から空気の流れをつくります。

STEP 02

基礎内部の空気を1階の壁内へ取り込む土台部分

WB工法で床下の空気を1階壁内へ取り込む土台部分の現場写真

床下から入った空気を、壁の中へつなげるための通気経路を確保します。

STEP 03

1階から2階、壁内から小屋裏へ空気を通す経路

WB工法で1階から2階へ空気を通す梁桁まわりの現場写真

1階から2階、さらに小屋裏側へと空気が流れるように、構造部分の納まりを確認しながら施工します。

STEP 04

小屋裏から外へ排出するための開口部

WB工法で小屋裏から空気を外へ排出する開口部の現場写真

床下から壁内、小屋裏へ流れた空気を外へ排出し、壁の中に湿気をためにくい構成を目指します。

IMPORTANT POINT

「メンテナンスフリー」ではなく、長く保つための仕組みを考える。

WB工法は、壁体内通気により湿気をためにくくし、木造住宅の構造材を健やかに保つことを目指す工法です。 ただし、住まい全体の点検やメンテナンスが不要になるわけではありません。

性能の良い家を建てることに加えて、その性能を長く維持していくためには、定期点検や必要なメンテナンスも大切です。 丸和ホームでは、建てた後のアフターサポートまで含めて、安心して暮らせる住まいづくりを考えています。

RELATED GUIDE

WB工法・標準性能・アフターサポートをあわせて確認できます。

内部結露や湿気対策は、工法・断熱・施工品質・点検までつながるテーマです。
関連ページもあわせてご覧ください。

WB工法を見る 標準性能を見る アフターサポートを見る

FAQ

よくある質問

Q. 内部結露とは何ですか?

内部結露とは、壁の中や床下、小屋裏など、目に見えない部分で起こる結露です。長期間湿気が残ると、構造材の劣化やカビ、シロアリ被害、断熱性能の低下につながる場合があります。

Q. WB工法は内部結露対策になりますか?

WB工法は、壁体内に空気の通り道をつくり、湿気をためにくい住まいを目指す工法です。建物の仕様や設計条件により計画は異なるため、詳しくは打ち合わせ時にご確認ください。
WB工法を見る

Q. 高気密・高断熱住宅では内部結露が必ず起こりますか?

必ず起こるわけではありません。大切なのは、断熱性能だけでなく、換気計画、防湿・気密施工、透湿や通気の考え方、施工精度を総合的に整えることです。

Q. WB工法の住まいは実際に体感できますか?

完成見学会やモデルハウス公開のタイミングで、WB工法の住まいをご体感いただける場合があります。写真や文章だけでは分かりにくい空気感は、実際の住まいで確認するのがおすすめです。
見学会・イベントを見る

WEB CATALOG & CONSULTATION

空気環境まで考えた家づくりを、まずは資料で。

丸和ホームのWB工法、標準性能、施工事例、Q-etはWebカタログでもご覧いただけます。
富山・石川で家づくりをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

資料請求・Webカタログを見る 家づくりを相談する

営業 武岡

1ページ (全36ページ中)