2025年導入予定 規格住宅「HiL」①

2024/11/24(日) 家づくりのこと

 

先日、規格住宅「HiL(ハイル)」を見学する為山梨県へ出張に行って参りました。お打ち合わせを重ねた上、丸和ホームとして「HiL」に参加させていただくことが決定いたしましたのでお伝えさせていただきます。第一回では規格住宅とは何かをご説明いたします。

 

 

 

 

規格住宅とは?

規格住宅とは、特定の設計・仕様があらかじめ定められ、準備されたプランやデザインに沿って建設される住宅のことを指します。注文住宅が顧客のニーズに合わせて一から設計されるのに対して、規格住宅はすでに完成されたプランをベースに選ぶスタイルが一般的です。そのため、注文住宅とは異なる多くのメリットがあり、特に効率的でコストパフォーマンスが高い点が評価されています。今回は、規格住宅を選ぶ際のメリットについて詳しく掘り下げ、徹底解説していきます。

 

 

1. コストパフォーマンスが高い

規格住宅の大きなメリットの一つが、注文住宅と比較してコストが抑えられることです。規格住宅では、プランが同一なため、材料や人件費のコストが分散され、建設費用が大幅に抑えられます。また、設計やプランニングにかかる費用が少ないため、注文住宅よりも手頃な価格で高品質な住宅を提供できるのが特長です。

注文住宅では一から設計を行い、顧客の要望に合わせて一つ一つ細かく調整を行いますが、これには多くのコストが発生します。一方、規格住宅の場合、あらかじめ設計が決まっているため、デザインや設備を一から変更する必要がなく、その分コストが抑えられます。また、建築資材の発注も規格化されているため、無駄が少なくなることで、さらにコストダウンが可能です。

 

 

2. 施工期間が短く、引き渡しが早い

規格住宅は、あらかじめ用意されたプランに基づいて建設されるため、設計やプランニングにかかる時間が大幅に削減されます。また、建築資材の手配もスムーズに行えるため、施工期間も短縮されます。

お打ち合わせの回数、時間についても設計・仕様を定められた中から選ぶため大幅に削減することができます。同居される方と休日が合わない方、遠方に住まわれている方、お仕事が忙しく時間が取りにくい方にもおすすめです。

 

 

3. 安定した品質

規格住宅は、大手ハウスメーカーや専門の住宅建築業者によって設計・施工が行われるため、品質が安定しているという点も大きなメリットです。規格住宅のプランや設計は、各社で繰り返し使用されており、過去の施工実績に基づいた改良が加えられています。そのため、デザインや構造に関しても、確立された高い品質基準を満たしている場合がほとんどです。

また、建設後のメンテナンスやアフターサポートも充実しているケースが多く、住んだ後も安心して暮らせます。

 

 

4. 豊富なプランから選べる

「規格住宅」といっても、近年では非常に多くのプランやデザインが用意されているため、好みに応じて選べる選択肢が増えています。以前の規格住宅は、シンプルなデザインや限られたプランが主流でしたが、現在では「モダン」「和風」「北欧風」など、さまざまなスタイルや間取りが提供されており、顧客の多様なニーズに応えることができるようになっています。

さらに、規格住宅の多くは、内装や設備のカスタマイズが可能で、例えばキッチンのグレードアップや浴室のデザイン変更、照明の選択などができるオプションが用意されています。これにより、規格住宅でも自分らしさを反映した住まい作りが実現可能で、デザイン性を妥協することなく、理想的な家を手に入れることができます。

 

 

5. ランニングコストの抑制

規格住宅は最新の断熱技術やエコ設備が取り入れられることが多く、エネルギー効率が高いため、長期的に見てもランニングコストを抑えることが可能です。最近の規格住宅では、省エネ性能に優れた断熱材や二重ガラスなどが標準装備されている場合も多く、光熱費の節約が期待できます。また、断熱性能が高い住宅は、夏は涼しく冬は暖かいため、快適な暮らしを実現できます。

また、省エネ性能が高い住宅は、政府の補助金や助成金の対象となることもあり、初期コストを抑えながらランニングコストも抑制できます。これにより、長期間にわたり生活費を軽減できるため、将来的なメリットも大きく、特に家計に配慮する家庭にとっては大きな利点となるでしょう。

 

 

6. 資産価値が安定しやすい

規格住宅は耐久性や耐震性が考慮された設計が多く、災害リスクに強い住宅が増えているため、住宅寿命も長く保つことが可能です。特に、日本では耐震性能が高い住宅への関心が高まっており、規格住宅はこれらのニーズに応える形で進化しています。

加えて、規格住宅はプランや仕様が標準化されているため、メンテナンスがしやすく、将来的な修繕やリフォームも比較的簡単です。これにより、建物の価値を長く保つことができ、売却を考える場合にも資産価値が落ちにくくなるでしょう。

 

 

7. サポートや保証が充実している

規格住宅を提供している多くのハウスメーカーでは、購入後のサポートや保証が充実しています。長期保証がついていることが一般的で、10年から20年の保証期間が設定されている場合もあります。また、定期的なメンテナンスサービスを受けられることもあり、長く安心して暮らせる環境が整っています。

万が一、住宅に問題が生じた場合も、迅速に対応してくれる体制が整っているため、トラブルに対する不安が少なく済みます。加えて、住んでからのアフターフォローや相談窓口があることで、安心して暮らし続けられるのも規格住宅の大きなメリットです。

 

 


 

結論:規格住宅のメリットを理解して、理想の住まいを実現しよう

規格住宅はコストパフォーマンスの高さや施工期間の短縮、品質の安定性など、多くのメリットがある住宅選択肢です。デザインの自由度が増しているため、自分らしい住まいを手に入れることも可能になっています。また、ランニングコストや資産価値の安定、保証の充実も考慮すると、長期的な観点からも非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

新しい家を建てる際は、まずは規格住宅の特長やメリットをしっかりと理解し、自分たちのライフスタイルや予算に合ったプランを見つけることが大切です。

第二回では丸和ホームの規格住宅「SOLAiZ(ソライズ)」についてご説明いたします!

 

 

営業 武岡

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