前面道路の広さが土地選びに与える影響
土地を探す際、ポイントのひとつに「前面道路の広さ」があります。意外と見落としがちですが、前面道路の広さは土地選びの重要な要素になります!
建築基準では、前面道路の幅が最低4m以上と定められています!これは、緊急時に消防車や救急車が通れるようにするためです。
もし前面道路の幅が4m未満の場合、建物を建てる際に「セットバック」という手続きが必要になります。
セットバックとは、土地と前面道路の境界線を土地側に後退させ、前面道路の幅を広げることです。セットバックが求められる土地では、実際に建てられる面積が減少するため、注意が必要です。
▼新しい分譲地では6mの道路幅が主流
新しい分譲地では6m以上の道路幅が確保されているところも増えてきました。
6mの道路幅があれば、車同士がすれ違う際にも問題なく通行できるため、日常的な運転のストレスも軽減されます。
広すぎる道路のデメリット
ただし、道路幅が広すぎる場合も注意が必要です。大きな道路に面していると車を出すタイミングが難しい場合があり、車の通行が多いことから騒音が気になる場合もあります。
特に、住宅の前に広い道路があると生活音や車の音が頻繁に聞こえてくることがあるため、静かな環境を求める方にとってはデメリットになることもあります。
道路幅のバランスを考えて土地選びを!
土地選びにおいては、道路幅のバランスを考えることが重要です。ある程度の幅が確保されていることはもちろん大切ですが、予ライフスタイルによってはミスマッチになってしまう場合もあります。
土地選びは、将来の生活に大きな影響を与えるポイントです。
ただし、全てのご希望を満たす土地を見つけることはなかなか難しいので、優先順位を付けながら素敵な土地を探していくことが大切です!
営業 森内