皆さんも毎年のようにこんなニュースを聞いていませんか?
ウェザーニューズ【花粉シーズン】全国の飛散状況 2025年春より
「花粉の飛散量は、例年のn倍となります」
「今年は10年に一度の花粉飛散量となります」
「花粉症患者増加」
年々増加していく花粉に悩む方がどんどん増えていっています。
私も、今までは花粉症ではなかったのですが今年に入って急に花粉症の症状が出てきて、、、
花粉症患者の方にとって、花粉症対策は重要な課題の一つです!
そこで、この記事では、住宅営業の視点から、花粉症対策に効果的な住まい選びと家づくりについて、より詳しく解説していきます!
1. 花粉症対策に効果的な住まい選び
1-1. 立地選び
- 花粉の少ない地域を選ぶ
花粉の飛散量は、地域によって大きく異なります。特に、スギやヒノキなどの花粉を発生させる樹木が多い地域は、飛散量が多くなる傾向があります。
幸いにも富山県は花粉症発症率は全国41位!
花粉は少ない県になっておりますので、スギ林が集中している山沿いから離れた場所を選べば、ある程度は快適に過ごすことができます☻
- 公園や森林から距離を取る
公園や先述した山沿いは花粉の発生源となる樹木が多いため、これらの場所から少し距離を取ることがオススメです。
山沿いや公園の近くに素敵な土地があった場合、風向きを考慮し花粉が飛来しにくい位置に窓を作るのもポイントです!
- 交通量の少ない場所を選ぶ
交通量の多い場所は、排気ガスによって花粉が拡散しやすいため注意が必要です!
花粉を避ける、という目的を最重要視される際は幹線道路沿いや、大型トラックの通行が多い場所ではなく「交通量の少ない閑静な住宅街」がオススメです。
1-2. 建物選び
■高気密・高断熱住宅を選ぶ
建売でマイホームを探されている場合、高気密住宅がオススメです。高気密住宅は外部からの花粉の侵入を抑制する効果が期待できます!
隙間風が少なく、換気システムも効率的に機能するため、室内の空気環境を清潔に保ちやすくなります。
建物の断熱性能を示すUA値や、気密性能を示すC値を参考に住宅を選んでいきましょう。
- 24時間換気システムを上手に使用する
24時間換気システムで常に室内の空気を入れ替えることで、花粉やハウスダストの蓄積を防いでいきましょう!
2. 花粉症対策に効果的な家づくり
2-1. 間取りの工夫
注文住宅の場合、間取りにも工夫を持たせることでより花粉を対策できます。
- 玄関に花粉除去スペースを設ける
玄関に上着や花粉を落とせるスペースを設けることで、室内に花粉が侵入するのを防ぎます。コートハンガーや、衣類に付着した花粉を払い落とすためのブラシなどを設置しましょう!
また、玄関に手洗い場を設けることで、帰宅後すぐに手洗いやうがいができ花粉も洗い流すことができます。
- 掃除しやすい素材を選ぶ
カーペットや畳は花粉が付着しやすいため、フローリングやタイルなど花粉が付着しにくく、掃除しやすい素材を選ぶことがオススメです!
壁紙も、キッチンスペースのような表面がツルツルした素材だと花粉が付着しにくく、掃除も簡単です。主要な場所だけでも工夫することで、生活しやすくなるかもしれません。
- リビングと玄関を分離する
リビングと玄関を繋がないことで、玄関から侵入した花粉がリビングに拡散するのを防ぎます!
玄関ホールを設けたり、玄関からお風呂場やランドリールームに直行できる間取りがオススメです。
- 収納スペースの工夫
収納スペースを充実させることで、衣類や寝具などを清潔に保管し、花粉の付着を防ぎます。
ウォークインクローゼットやシューズクロークなど、収納力の高い収納スペースを設けましょう。
2-2. 設備選び
- 花粉対策用フィルター付きの換気システムを導入する
換気システムに花粉対策用フィルターを設置することで、室内の空気環境を清潔に保てます!
ただ、フィルターの性能や交換時期が一般的な換気とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
適切なメンテナンスをして、長く快適な生活を送りましょう。
- 空気清浄機能付きエアコンを導入する
空気清浄機能付きエアコンは、冷暖房しながら花粉を除去する効果があります。
また、定期的にフィルターの掃除をすることで性能を維持していくことも大切です。
- 花粉対策用フィルター付きの空気清浄機を設置する
室内に侵入した花粉を除去できる空気清浄機もあります。
HEPAフィルターなど、高性能なフィルターを搭載した空気清浄機を選びましょう。
リビングや寝室など、長時間過ごす場所に設置すると効果的です!
- 加湿器を設置する:
加湿器は、室内の湿度を上げ、花粉の飛散を抑制する効果があります。
適切な湿度を保つことで、鼻や喉の粘膜を保護し、花粉症の症状を緩和する効果も期待できます!
まとめ
花粉症は、私たちの大切な日常を大きく左右する、本当に辛い症状です。
特に、小さなお子様がいるご家庭や、長年花粉症に悩まされているお客様にとって、住まい選びは切実な願いを叶えるための重要な決断です。
花粉症対策は、決して諦める必要はありません!
立地選び、建物選び、間取りの工夫、そして最新の技術を取り入れることで、花粉症の悩みを大きく軽減することができます。
お気軽にご相談ください!
営業 森内