前回の振り返り
前回は、太陽光パネルの基本的な仕組みやメリット・デメリットについて解説しました。
今回は、実際に太陽光パネルを導入する際に気になる費用について、より詳しく掘り下げていきます!
太陽光パネル導入にかかる費用
太陽光パネルの導入にかかる費用は、大きく分けて以下の3つに分類できます。
- 設備費用
- 太陽光パネル本体
- パワーコンディショナー
- 架台
- 工事費用
- 設置工事費
- 屋根補強工事費(必要な場合)
- 諸費用
- 申請費用
- 保険料(必要な場合)
1. 設備費用
- 太陽光パネル本体
- 太陽光パネル本体の価格は、メーカーや性能、サイズによって大きく異なります。
- 一般的な住宅用太陽光パネル(5kW)の場合、1kWあたり20万円~30万円程度が相場です。
- つまり、4人暮らし平均である5kWの太陽光パネル本体価格は、100万円~150万円程度となります。
- パワーコンディショナー
- パワーコンディショナーは、太陽光パネルで発電した直流電力を、家庭で使える交流電力に変換する機器です。
- パワーコンディショナーの価格は、出力や機能によって異なりますが、20万円~30万円程度が相場です。
- 架台
- 架台は、太陽光パネルを屋根に固定するための金具です。角度がついているため、効率的に発電することができます!
- 架台の価格は、屋根の形状や材質、設置方法によって異なりますが、10万円~20万円程度が相場です。
2. 工事費用
- 設置工事費
- 設置工事費は、太陽光パネルや架台を屋根に設置する工事の費用です。
- 設置工事費は、屋根の形状や材質、設置方法によって異なりますが、20万円~30万円程度が相場です。
- 屋根補強工事費(必要な場合)
- リフォームなどの場合、設置するには屋根の強度が不足している場合があります。そんかときは屋根補強工事が必要になります。
- 屋根補強工事費は、補強範囲や工事内容によって大きく異なりますので、検討されている方は一度見積もりを取ることをオススメします!
3. 諸費用
- 申請費用
- 太陽光パネルの設置には、電力会社への接続申請や、国や自治体への補助金申請などが必要です。
- これらの申請に、数万円程度の費用をいただく場合があります。
太陽光パネル導入費用の目安
上記をまとめると、一般的な住宅用太陽光パネル(5kW)の導入費用は、合計で200万円程度となることが多いです。
費用を抑えるためのポイント
- 補助金制度を活用する
- 国や自治体によっては、太陽光パネル設置に対する補助金制度があります。
- 補助金制度を活用することで、初期費用を大幅に削減できます!補助金の詳細は4月以降に県のHPで発表されるため、またブログにもまとめていたきいと思います。
太陽光パネルの費用対効果
太陽光パネルの導入費用は高額ですが、電気代の削減や売電収入によって、長期的に見れば取る充分オトクに生活することができます。
具体的なシミュレーション
5kWの太陽光パネルを設置した場合で、少し具体的にシミュレーションをしてみます!
仮に月々の電気代が16,000円、ガス代が4,000円だった場合……。
年間光熱費 :240,000円
↓
オール電化にした場合の年間光熱費:203,330円
↓
オール電化+太陽光パネルを設置した場合の年間光熱費:76,250円
かなりお得になります!
※上記はあくまでも目安であり、設置場所や天候、売電価格などによって異なります。
Panasonicの公式ページ、エネピタで簡単にシミュレーションもできますので、導入を考えている方はそちらを試してみてもいいかもしれません♪
【エネピタ HP】
https://sumai.panasonic.jp/solar_battery/simulation/
まとめ
太陽光パネルの導入費用は高額ですが、補助金制度によって費用を抑えることが可能です。
長期的な視点で見れば、太陽光パネルは家計にも環境にも優しい選択肢と言えます!
太陽光パネルの導入を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様の状況に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
営業 森内