武岡 誠人 自己紹介へ

現場レポート:基礎②

2025/01/15(水) 家づくりのこと

こんにちは!

今回は前回の現場レポート:基礎①に引き続き丸和ホームの基礎についてお話させていただきます。

まだご覧になられていない方は先にこちらをご覧ください

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https://www.maruwa-home.jp/co_diary/06c08517ac1d148e4bd139b3b93f3bd7.html

木造2階建ての建築基準法で定められる基礎の基準について

木造住宅を建築する際、基礎は建物全体を支える重要な部分です。特に木造2階建ての場合、建築基準法や関連する法令で基礎に関する基準が定められており、これに従うことで安全かつ長持ちする住宅を実現できます。

 


1. 建築基準法で定められる基礎の基準

建築基準法では、基礎に関する規定がいくつかあります。以下に主な内容をまとめました。

(1) 基礎の幅

基礎の幅については、住宅性能表示制度などで以下のような目安があります。

  • ベタ基礎の立ち上がり部分の幅:120mm以上→丸和ホーム 150mm

  • ベタ基礎の底板部分の幅:120mm以上→丸和ホーム 150mm

(2) 鉄筋の配置

鉄筋は基礎の強度を向上させるために不可欠です。以下が一般的な基準です。

  • 鉄筋の太さ: 主筋として直径10mm以上の鉄筋を使用→丸和ホーム 12.7mm

  • 鉄筋の間隔: 縦横ともに300mm以下→丸和ホーム 200mm

  • かぶり厚さ: 鉄筋を覆うコンクリートの厚さは、60mm以上

 

2. 建築確認申請と施工

木造2階建ての住宅を建築する場合、基礎工事を含む設計は建築確認申請の一部として提出されます。申請時には、基礎図面や構造計算書が必要です。また、施工時には以下のポイントに注意します。

  • 適切な施工管理: コンクリートの養生期間を守る。

  • 品質管理: コンクリートや鉄筋の規格を満たしているか確認。

  • 第三者機関による検査: 住宅瑕疵担保責任保険のための検査を受ける。

Auditor Using Magnifying Glass For Audit


3. 基準を満たさない場合のリスク

基準を満たさない基礎で建築された場合、以下のようなリスクが生じます。

  • 建物の不同沈下や傾き。

  • 地震時の倒壊リスクの増加。

これらを防ぐためにも、基準を守った設計・施工が不可欠です。

災害と家屋の倒壊


まとめ

建築基準法と丸和ホームの基礎を比べたものです。

基礎の仕様により建物の強度は大きく変わってきます。

住宅を考えられる際は基礎の仕様を確認するようにしましょう!

営業 武岡

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